http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/nagasaki/20110415-OYS8T00742.htm
雲仙市は雲仙温泉一帯に、長崎市出身の造園家、石原和幸さんがデザインした歓迎モニュメントを完成させ、14日、現地で落成式を行った。
観光客を誘致するとともに、歓迎の気持ちを表したいと、雲仙市が「市緑のプロデューサー」の石原さんにデザインを依頼。雲仙温泉の中心部のほか、温泉に至る国道57号、国道389号沿いの3か所に、それぞれ「風」「海」「森」をイメージした植物をあしらったモニュメントを作った。工事費は約1600万円。
風は、530平方メートルの敷地に、ビオトープや、コケなどで全面を緑化した円柱型のオブジェ、レンガ造りのベンチなどを作り、ゴンズイやイロハモミジなどの植物をあしらった。植物の見頃が季節ごとに違うため、時期によって様々な風景を楽しめるという。
式典であいさつした奥村慎太郎市長は「植栽された若木が雲仙の大地の恵みと、皆様の温かい心で成長し、歓迎のシンボルに育ってほしい」と期待を込めた。
(2011年4月16日 読売新聞)