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浴槽に入浴剤で温泉営業停止

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200903040016.html浴槽に入浴剤で温泉営業停止_e0113829_13324837.jpg

 山口県周防大島町は、飲食業千鳥が指定管理者を務める町施設「竜崎温泉潮風の湯」を3日から5日まで営業停止にした。協定に違反し、浴槽に入浴剤を加えていたことが理由。町は実態を調査中で、営業再開のめどは立っていない。

 町によると、入浴剤は湯が白濁するタイプ。昨年10月上旬から今年2月上旬まで、11浴槽のうち2浴槽で使用していた。2日に町と県柳井環境保健所職員が聞き取り調査し、千鳥側も使用を認めた。

 竜崎温泉は源泉中に含まれる酸化鉄が変色した「セピア色の湯」が特徴だが、入浴剤入りの浴槽には、併設の温水プール用のろ過装置を通した透明な湯を使っていた。浴槽へ引き込むための配管工事も無断で行っていた。

 協定では、湯色の変更は認められていない。町は「無届けの泉質変更は温泉法に抵触し、町の信用失墜につながる。指定管理契約の打ち切りもありうる」として、成分や添加方法などの調査を続けている。温泉は循環式で2007年に3度、基準値を超えたレジオネラ菌が検出された。

【写真説明】「休業」を知らせる看板が立つ温泉駐車場入り口
by mo_gu_sa | 2009-03-04 00:00 | その他


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