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春の観光シーズンを前に武雄市は3日、外国からの観光客をもてなすための外国語版観光パンフレットを作成した=写真。B3判八つ折りで韓国、中国、台湾、英語版の4種類の計2万部。武雄温泉街の旅館やホテル、観光案内所などに置く。
表紙には、武雄市の民俗芸能・荒踊りの衣装をデザインし、「welcome to TAKEO」と書かれている。開くと、市中心部と市内全域、武雄温泉通りの地図で観光施設を紹介。裏面では温泉のほか、市のシンボルになっている推定樹齢3千年の3本の大クス、焼き物、伝統芸能などを写真入りで紹介している。
作成には、市内の国際交流団体や観光案内所で外国人観光客のお世話をしているボランティアガイドなどが参加して知恵を出しあったという。井上祐次・観光課長は「マップと合わせて旅館・ホテルや観光案内所向けの外国語会話カードも用意しました。おもてなしに役立てて欲しい」と話している。