温泉排熱利用に大きな効果

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 支笏湖の環境を守ろうと、千歳市幌美内の丸駒温泉旅館(佐々木金治郎社長)で2008年7月に導入した温泉排水熱利用設備が大きな効果を上げている。設置から半年間でボイラーの重油使用量が前年同期に比べ3割減り、二酸化炭素排出量の73トン削減につながった。「予想以上の効果」と喜んでいる。
 温泉排水熱利用設備の導入は、昨年千歳で開催されたJ8サミット千歳支笏湖がきっかけ。丸駒温泉旅館は豊かな支笏湖の自然にはぐくまれてきただけに、「自らも行動を」(同旅館)と導入を検討していた。当初、昨年12月の工事を計画していたが、原油高騰を受けて7月着工を決断させた。
 設備は、浴場からの温泉排水を水槽にため、暖房や給湯用の水を熱交換器で温める仕組み。10度前後の水を35度前後の温泉排水で温めると、23度前後に。これをボイラーで50度前後まで加熱する。
 これまで直接水を温めていたボイラーの重油使用量(8―1月)が前年同期比3割、二酸化炭素排出量に換算すると73.2トンも減らすことができた。
 「環境対策がコストダウンにつながった。ここまで効果が出るとは思わなかった」と佐々木社長。さらに「73トンという数字は、うちのような小さな旅館としては大きな貢献だと思う。これからも支笏湖に優しい経営を続けていきたい」と話している。

【写真】設置された温泉排水熱回収槽
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by mo_gu_sa | 2009-02-24 00:00 | その他


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