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銀山と温泉のかかわり探る

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 「世界遺産と温泉」をテーマにした温泉学会の大会が3日、大田市であり、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成物件である温泉津の温泉の保全・活用のあり方などを話し合った。

 石見銀山世界遺産センターでの大会に温泉愛好家ら約50人が参加。基調講演で島根大法文学部の小林准士准教授(日本近世史)が「多様な文化財を一体的に保存する石見銀山は、段階的に深く知ってもらう工夫が必要」と指摘し「長期滞在し心身保養できる温泉との関連付けが重要」と提起した。

 石見地区ユネスコ協会の内藤淳彦会長(67)ら5人がパネル討論。内藤会長は銀の積み出し港だった温泉津港の埋立計画を阻止した経緯に触れ「温泉、温泉津あっての世界遺産との認識を高める必要がある」と訴えた。

【写真説明】「世界遺産と温泉」をテーマにしたシンポジウム
by mo_gu_sa | 2009-03-04 14:05 | その他


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