人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ホテル武雄館解体始まる 楼門前、04年から閉鎖

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=1184075&newsMode=articleホテル武雄館解体始まる 楼門前、04年から閉鎖_e0113829_122792.jpg

 佐賀県武雄温泉の象徴となっている楼門前に位置し、2004年6月に経営不振で閉鎖された「ホテル武雄館」の解体工事が始まった。所有する神奈川県の業者が建物ごと売却を検討していたが、買い手がつかず、建物を解体、更地にし新たな活用法を探る。

 「武雄館」の土地と建物、泉源は全国で温泉施設を経営する「万葉倶楽部」(神奈川県小田原市)が所有。閉鎖から4年以上経過しても買い手がつかず、建物が老朽化していることもあり解体に踏み切ったという。

 ホテルの敷地面積は約2600平方メートル。建物は鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積約3200平方平方メートルで、同温泉ではトップクラスの規模を誇った。

 明治時代創業の老舗旅館「東京屋」が前身で、国際ホテル「マスダ」が買収したが経営が行き詰まり、万葉倶楽部が01年に購入。マスダの従業員が、万葉倶楽部と建物の賃貸借契約を結び、同年12月から営業を引き継いだが、資金繰りが悪化。04年6月で閉館に追い込まれた。

 解体工事は6月に終了予定で、同社の高橋剛司常務は「いったん更地にして再び買い手を探すか、何か新しい事業を展開するのか、現時点では白紙の状態。今後、具体的な方針、計画を考えたい」としている。

【写真】2004年に閉鎖され、このほど解体工事が始まった「ホテル武雄館」=武雄市武雄町
by mo_gu_sa | 2009-02-18 12:30 | 長崎


<< EZナビウォーク向けに「宿・ホ... 嬉野温泉の着物MLB始球式に登... >>