人気ブログランキング | 話題のタグを見る

食用廃油燃料でタクシーを運行、雲仙温泉~仁田峠

http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onsen/info42/in_42_08070801.htm食用廃油燃料でタクシーを運行、雲仙温泉~仁田峠_e0113829_1594859.jpg

 雲仙市の雲仙温泉と仁田峠を結ぶ「仁田峠行き乗合タクシー」は7日、旅館などの使用済み天ぷら油を精製して作ったバイオディーゼル燃料(BDF)の利用を始めた。

 同タクシーは、南島原市の平成観光タクシーが昨年8月から運行を始め、ジャンボタクシー(10人乗り)とマイクロバス(27人乗り)の計2台で、1日3往復している。環境問題などがテーマの北海道・洞爺湖サミットの開催に合わせ、この日BDFでの運行を始めた。

 同社などによると、BDFは「軽油より安く、二酸化炭素の排出も少ない」とされ、障害者の就労支援施設「ウェルカム社瑞穂」(雲仙市瑞穂町)が同温泉内の旅館など約20施設から、使用済み天ぷら油を1リットル1円で仕入れて精製。同社が1リットル110円で購入する。

 同温泉のバス停「お山の情報館前」で行われた出発式では、雲仙観光協会の石田直生会長が「二酸化炭素排出が問題になっており、温泉街でもこの事業で削減に協力したい」とあいさつ。旅館のおかみら約10人がマイクロバスに乗り込み、仁田峠まで試乗した。

【写真】マイクロバスに乗り込む旅館のおかみ

(2008年7月8日 読売新聞)
by mo_gu_sa | 2008-07-08 00:00 | 長崎


<< 「太郎」を破格の歓迎 無料券贈... たこ焼き味にキムチ味…「地サイ... >>