人気ブログランキング | 話題のタグを見る

湯ニーク 3種競技 スパトライアスロン

http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000901140005湯ニーク 3種競技 スパトライアスロン_e0113829_14365453.jpg

 「スポーツを、いい湯加減で。」をうたい文句に、温泉とトライアスロンを組み合わせたユニークな新スポーツ「スパトライアスロン」の大会が25日、佐賀市の古湯・熊の川温泉郷である。熊本・黒川や大分・湯布院など誘致を試みた全国区の温泉地を抑え、西日本では初めての開催になる。健康づくりや観光振興が期待できるという。(谷川季実子)

 五輪種目のトライアスロンは水泳、自転車、マラソンに続けて挑む過酷な「鉄人レース」。一方、スパトライアスロンはランニング、地域色を生かした運動、温浴リラックスを楽しみながらこなす。

 東京でイベント会社を経営する井上康治さん(49)が発案し、07年10月に福島県のいわき湯本温泉で初回大会が開かれた。08年には千葉や新潟で4大会を開催し、1500人以上が参加した。

 「脱メタボ、温泉街の活性化、風土の魅力の発見を通じた家族の会話の再生が目的」と井上さん。佐賀は手を挙げるのが早く、一体となって温泉郷を盛り上げようとする地元の熱意が感じられたという。

 コースは、シドニー、アテネ五輪のトライアスロン日本代表で、プロ選手の西内洋行さんが設定した。佐賀市三瀬村の北山ダムそばをスタートし、古湯温泉郷にゴールする約13キロ。途中、古湯温泉の足湯につかりながら3分間の休憩を2回とり、最後の200メートルは浴衣を着てサッカーボールをドリブルする。同県にサッカーJ2のサガン鳥栖があるのにちなんだ。大会にはサガンの選手も出る予定だ。

 制限時間2時間半のタイムレースだが、きつい坂道などの難所は歩かなければいけないルールもある。普段は運動をしない人でも気軽に参加できるよう工夫されている。

 もっとゆっくり楽しみたいという人には「スパアスロン」も。約3キロのコースを歩きながら、クイズやサッカーゲームを楽しみ、足湯につかってゴールする。順位はクイズやゲームの得点で決まる。

 申し込みは20日まで。スパトライアスロン個人の部は高校生以上、3人で走り継ぐ駅伝の部は女性または小学生以下の子どもの参加が必須。スパアスロンは年齢制限なし。参加費は一般・大学生2500円、中高生千円、小学生以下500円。問い合わせはスパトライアスロン委員会本部(東京、03・6906・9466)へ。(夕刊既報)
by mo_gu_sa | 2009-01-14 18:00 | 佐賀


<< 「温泉資源の保護に関するガイド... 観光座談会:平和台、京町温泉を... >>