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高千穂鉄道の跡地、日之影町が活用構想案示す

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20081105-OYS1T00260.htm

 12月で全線廃止する高千穂鉄道の日之影町域の跡地活用策を考える「高千穂鉄道跡地活用検討委員会」(高舘信孝会長、9人)の初会合が同町で開かれ、町は寄付を受ける跡地の活用構想案を示した。

 会合は非公開であり、町によると、〈1〉車両2両を日之影温泉駅構内に置いて宿泊、休憩施設とする〈2〉同駅の待合室を鉄道資料室とする〈3〉同駅ホーム横に足湯やオープンテラスを設ける〈4〉同駅と吾味駅の途中から槙峰駅まで、森林セラピーウオーキングコースか、サイクリングコースにする――などの構想案を提示。委員会で了承された。

 今後、案をたたき台にして、委員の意見や提言を受けて変更や修正を行ったうえで、来年3月をめどに計画を決め、2010年度までの実施を目指す。

 構想案では、ほかに〈1〉日之影温泉駅の駐車場拡幅〈2〉同駅の高千穂鉄道社員宿舎2棟を町営住宅にする〈3〉吾味駅を休憩施設にする〈4〉日向八戸駅のJR社員宿舎1棟を町営住宅にする――との考えも盛り込んだ。

 2005年には、台風14号の影響で五ヶ瀬川がはんらんし、日之影温泉駅近くの町中心部は床上、床下浸水の被害が相次いだ。駅近くの軌道や構内には堤防を設ける可能性があるため、構想は流動的な部分もある。

 予算規模は未定で、町は、国や県の制度事業を活用する方針。

(2008年11月5日 読売新聞)
by mo_gu_sa | 2008-11-05 00:00 | 宮崎


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