http://202.143.251.238/localNews/2008_122662371524.html
漂泊の俳人・種田山頭火をしのび、業績を記念する第十六回「湯布院と山頭火展」が由布市湯布院町の湯平温泉街で開かれている。三十日まで。 期間中、山頭火の句をモチーフにした書や絵などをかいた畳一枚ほどの布を、石畳沿いの旅館や商店の軒先などに飾っている。最終日は共同温泉「中の湯」前広場で、恒例の「山頭火五穀がゆ」を観光客らに振る舞う食事会(有料)を開く。 山頭火は一九三〇(昭和五)年十一月、行乞(ぎょうこつ)の途中、湯平温泉に立ち寄った。二泊の滞在中、豊かな温泉の恵みや温かい人情に触れ、「しぐるゝや人の情けに涙ぐむ」など十六句を残したという。 主催する湯平温泉観光協会(金子裕次会長)は「晩秋の湯平温泉に足を運び、山頭火が愛した当時の風情を味わってほしい」と話している。 二十九、三十の両日は名物のボンネットバスがJR湯平駅―同温泉街の間を運行(無料)する。食事会は三十日正午から。山頭火五穀がゆと地元産のそば粉を使った特製そばのセットを五百円で販売する。 問い合わせは湯平温泉観光案内所(TEL0977・86・2367)まで。 写真コンテストも 湯平温泉観光協会は同展の開催に併せて、温泉街にまつわる風景を題材とした「湯布院と山頭火展写真コンテスト」を実施する。「湯治場の雰囲気や湯平温泉の魅力をとらえた力作を待ってます」と呼び掛けている。 応募はアマチュアに限る。カラー、白黒は問わない。サイズは六つ切りで一人三点まで。作品の裏面に住所、氏名、性別、年齢、電話番号を記入すること。締め切りは十二月十日。 最優秀賞(一点)、優秀賞(二点)に湯平温泉の旅館宿泊金券を贈る。入賞作品は同温泉街で展示する予定。作品の送り先、問い合わせは金子商店(〒879―5112、由布市湯布院町湯平539―2、TEL0977・86・2050)まで。 【写真】石畳沿いには山頭火の句をモチーフにした書や絵などが飾られ、趣ある風情に
by mo_gu_sa
| 2008-11-14 09:45
| 大分
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