http://202.143.251.238/localNews/2008_122636400654.html
泉都のシンボル「湯けむり」を国の重要文化的景観に―と、別府市で湯けむり景観の専門調査が進んでいる。文化庁への申請に必要な「湯けむり景観保存計画」策定の一環。調査を担当する大分大学は地元住民の話をヒントに、魅力的な景観の場所や歴史・文化的背景を探っている。 六日夜、明礬地区であったワークショップには、学生や地区の歴史に詳しいお年寄りなど約四十人が参加。明礬地区の風景写真(三十八枚)を基に、参加者が“人気投票”。湯の花小屋や路地、明礬橋など、景観のポイントになる場所と視点をピックアップした。 九州横断道路の開通や明礬温泉の大火など地区の歴史をまとめた年表を見ながら、思い出に残る風景について話し合った。大分大が明礬地区で実施したアンケート結果も紹介。湯の花小屋など個々の景観が好印象な一方、地区全体の印象となると「やや好ましくない」とする意見が目立つことなどを報告した。 今後はワークショップで得た情報を活用し、明礬地区の景観を構成する要素を分析する作業に入る。鉄輪地区でも同様のワークショップを考えているという。 大分大工学部の姫野由香助教は「住民の思い入れの強さや意識の高さに感心させられた。明礬は別府市の中でも景観づくりの先駆的事例になるのではないか」と話した。 × × × 湯けむりの重要文化的景観への選定を目指す「第二回湯けむり景観保存管理検討委員会」(委員長・段上達雄別府大学文学部教授)が七日、別府市中央公民館であった。 委員ら約二十人が出席。(1)湯けむり景観調査(2)湯けむり景観保存計画原案策定―の二つの分科会の設置を決めた。 文化的景観の背景調査や景観保存計画の策定、泉源所有者の同意を得る作業などを経て、二〇一一年一月の申請を目指す―とするスケジュールを確認した。 【写真】明礬地区の景観について、地元住民や大分大の学生らが意見交換
by mo_gu_sa
| 2008-11-11 09:38
| 大分
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