人気ブログランキング | 話題のタグを見る

円高 観光地に余波 アジアのツアー客 相次ぐキャンセル 九州

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/56053

 急激な円高は、韓国などアジアをターゲットとした九州の観光地にも影響を及ぼし始めている。

 昨年約20万7000人の韓国人旅行客が宿泊した大分県別府市。円高ウォン安の進行で韓国人ツアーを中心にキャンセルが相次いでいる。別府市旅館ホテル組合連合会の堀精治事務局長は「為替の急変動は営業努力で何とかできるレベルではない」。連日、ツアーバスで韓国人団体客を受け入れていた市内のホテル予約担当者も「9月末くらいからキャンセルが急増した。数日前に突然、というケースもある」と話した。

 長崎県観光連盟によると、旅行キャンセルなどの動きはまだ目立っていないが、韓国でのセールスでは円高ウォン安を理由に「しばらく日本への旅行を控えたい」との反応が強まっているという。入園者の約2割が外国人客という同県佐世保市の大型リゾート施設ハウステンボスでは「直近の金融危機に伴う宿泊キャンセルなどの影響は見られない」(広報室)。ただ、11月以降の客数が落ち込む懸念は強く「現地の旅行代理店と情報をやりとりし、減少傾向があれば対策をとる」としている。

=2008/10/27付 西日本新聞夕刊=
by mo_gu_sa | 2008-10-27 13:32 | その他


<< 武雄、由布院、杖立で「三湯物語... 混浴テーマの温泉紹介本出版 >>