http://mainichi.jp/area/oita/news/20080820ddlk44010554000c.html
別府市から補助金を受けている別府市の温泉まつり実行委など4実行委の会計処理が不適切だとして指摘を受けている問題で、市は19日開かれた合同実行委員会で「不正はなかった」と説明した。一方で「一定の金額を超える取引には、契約書や見積書を取るなどのルールづくりをする必要がある」とする考えも示した。
7月末の市議会観光経済委で、市が各まつりで不適切な会計処理が行われていると指摘。「実行委員間で不正行為があった」と受け止めている関係者も多いことから、温泉まつり、夏の宵まつり、ダンスフェスタ、冬の祭典の4実行委幹部が開催。約40人に事情を説明した。
会議には市の幹部も参加。市ONSENツーリズム部の阿南俊晴部長は「市民が納得できる会計処理をしてもらいたいと思い、14項目の改善報告をした」としながらも「不正はなかったと判断している」と付け加えた。【祝部幹雄】
毎日新聞 2008年8月20日 地方版