http://mainichi.jp/area/saga/news/20080802ddlk41040722000c.html
昨年9月に閉館した嬉野市の複合温泉施設「嬉野温泉センター」が、営業を再開した。人気の全天候型室内プール「ユーリープラッツ」は今夏、8月31日まで営業する。
同センターは、嬉野温泉観光(小原嘉文社長)が1963年に開業。88年にサウナを含めて9種類の温泉を備える「七福神の湯」を設け、90年には5種類のプールがある「ユーリープラッツ」を併設したが、経営難で昨年9月に閉館していた。
同社によると、ユーリープラッツは温泉客が減る夏場に人気だったため、集客効果に期待する地元の要請に応える形で7月5日から営業を再開した。
同センターの昨年までの来場者は年間20万人前後で、うち半数以上は長崎県からだったという。
料金は、昨年より温泉入浴料を200円引き下げて大人800円とした。プールのみの場合は大人1800円、プールと温泉のセットは同2500円。問い合わせは同社0954・43・1130。【宮下正己】
毎日新聞 2008年8月2日 地方版