http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2008/08/04/20080804ddlk44040325000c.html
市中心部のにぎわいを取り戻すきっかけにしようと、別府市は中心部の商店街、ソルパセオ銀座に竹細工製品を実演・販売する竹工房を開設する社会実験を始める。場所はすでに確保しており、9月定例市議会に改装費や賃貸料など500万円の補正予算を提案、11月にも開設する考えだ。隣接地には商店街が別府観光の父、油屋熊八の資料館などを作る構想もあり、相乗効果で集客を狙う。 市が確保したのは、ソルパセオで最近まで料理店として使われていた空き店舗(約130平方メートル)。家主も同意しており、9月議会で補正予算案が承認され次第、改装する。 別府市は伝統工芸品の竹細工づくりが盛んだが、製作実演や観光客向けの製作体験ができる場所は郊外に限られている。中心部に工房を作ることで、観光客が商店街を訪ねるきっかけになると考えた。市は若手作家の派遣を別府竹製品協同組合に要請する。 一方、ソルパセオの商店主らで作る別府銀座商店街振興組合(東保安生弘理事長)も、竹工房隣に油屋熊八資料館を整備する構想を持つ。敷地は約200平方メートルで、ポケットパークや足湯、トイレ、温泉神社などを併設し、買い物客や観光客が一息つく場所にしたい考えだ。 ソルパセオ銀座は、JR別府駅前の商店街やトキハ別府店と昨年11月にオープンしたゆめタウン別府を結ぶ通り道にあたる。東保理事長は「まちの中に人が集まる場所ができれば人の流れが多くなる。ゆめタウンができて商店街を歩く人が増えたが、今回の取り組みでさらに変化してほしい」と期待している。【祝部幹雄】 毎日新聞 2008年8月4日 地方版
by mo_gu_sa
| 2008-08-04 16:01
| 大分
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