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観光客、活性策で急伸 古湯・熊の川温泉

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 2007年に佐賀市富士町の古湯・熊の川温泉郷の旅館や浴場を訪れた観光客数(宿泊・日帰りり含む)は約27万人で、前年比12・7%増と大幅に伸びた。06年度から取り組んだ活性化策が奏功、前年の8・4%増に続いて2年連続増となった。

 両温泉郷では06年、前年の富士町と佐賀市の合併を機に地元と行政が活性化委員会を結成。福岡・天神でのPRイベントのほか、景観にマッチした看板への掛け替え、山菜など地元の食材を楽しむイベントの企画などに着手した。

 活性化策によって06年の観光客数は前年比8・4%増の約24万人になり、2000年の約35万7000人をピークに続いていた減少傾向に歯止めが掛かった。

 個々の施設も、名物料理開発や浴場改装など特色づくりを進め、07年には「にっぽんの温泉百選」(観光経済新聞)に87位で初めてランクイン。旅行雑誌「じゃらん」でも満足度の高い温泉部門の全国8位になった。

 今年も「ぬる湯」を打ち出した催しや、朝市開催などで話題を提供するほか、レジャー雑誌への売り込みも強化して、集客に力を入れている。

 市商業振興課は「旧富士町時代はできなかった積極広報や、環境と自然を重視したまちづくりが評価につながった」と分析。今年の観光客数は、前年比1割増の約30万人を目指す。

【写真】温泉地活性化委員会が2006年9月に福岡市で行ったPRイベント=福岡市天神(佐賀市提供)
by mo_gu_sa | 2008-08-06 07:55 | 佐賀


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