http://mainichi.jp/area/oita/news/20080617ddlk44040638000c.html
別府を代表する共同温泉、竹瓦温泉(別府市元町)で16日、地元老人クラブのお年寄りと地元の幼稚園児らが一緒に七夕飾りを作った。7月中旬まで、願い事を書き込む短冊と共に温泉入り口に飾る。
元町長寿会老人クラブ(小石サチコ会長)が、昔ながらの七夕の雰囲気を出そうと3年前に始めた。「その時、親子でやってきた子どもが『クリスマスツリー?』と親に尋ねている姿を見た」(小石会長)という。
小石会長は「日本の文化が忘れられるのはいけない」と思い、翌年から市立北幼稚園児の参加を呼び掛けた。今年で3回目。園児17人が園で作った紙製の七夕飾りを持参して参加し、歓声を上げながら二組の七夕飾りを作り上げていった。【祝部幹雄】
毎日新聞 2008年6月17日 地方版