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県内でも7人が硫化水素で自殺 今年8件、1人は未遂

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20080426a

 全国で相次いでいる硫化水素を使ったとみられる自殺が、県内でも今年に入って連続して発生し、25日までに計7人が死亡していたことが県警の調べで分かった。

 県警や各消防本部によると、発見時の住宅や車内の状況などから、硫化水素を発生させて自殺を図ったとみられるケースは今年に入って8件あり、未遂にとどまった1人を除き、7人が死亡した。硫化水素を用いた自殺は今年に入ってから広まったとみられ、昨年の発生はないという。

 県南部のアパートでは今月中旬、硫化水素の発生元だった部屋の上の階に住む人が異臭に気付き、管理人を通じて通報。本荘由利地区の海水浴場では車内で自殺を図り、止めてあった車には、高知県香南市の市営住宅で女子中学生が死亡した事件と同様、「毒ガス危険 開けるな」などという張り紙があったという。いずれも巻き添えになった人はいなかった。

 硫化水素は硫黄のようなにおいがするものの、慣れるとにおいを感じにくくなるため、近づいて事故や中毒に巻き込まれる危険性があるとされる。2005年12月には、湯沢市の泥湯温泉で雪の空洞にたまっていた高濃度の硫化水素を母子3人が吸い込んで死亡し、助け出そうとした父親も亡くなる事故が起きている。

(2008/04/26 09:35 更新)
by mo_gu_sa | 2008-04-26 09:35 | 温泉一般


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