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JTB、嬉野・武雄温泉で新企画

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=810104&newsMode=article

 JTB九州(福岡市)は、嬉野と武雄の県内二大温泉とタイアップした旅行企画「新九州物語」を、4月から6月までの3カ月間、期間限定で発売する。対象となる温泉の宿泊者は、博多駅から片道500円のワンコインバスや、嬉野、武雄両温泉が使える無料湯巡りパスポートが利用でき、福岡都市圏からの集客の切り札として期待される。

 JTB九州は2006年の分社化スタート以降、地域活性化策を重視。ワンコインバスを取り入れた「新九州物語」シリーズは、これまで雲仙と阿蘇で実施、宿泊客増に貢献している。

 片道500円で博多駅と嬉野、武雄温泉を結ぶワンコインバスは、1人でも予約者がいれば毎日運行。バスは、佐賀城本丸歴史館にも立ち寄るため、佐賀市からも同じ料金で利用できる。

 また、両温泉で利用できる「湯めぐりんパスポート」を初めて実現。宿泊日から3日間、無料で温泉三昧(ざんまい)できる。

 マイカー以外の観光客も地域を満喫できるように、1時間3500円の観光タクシーを運行したり、武雄地区では3時間3000円のレンタカーサービスも行う。今回の企画には嬉野の12宿、武雄の九宿が参加する。

 嬉野市の谷口太一郎市長は「両温泉は自然や人にやさしく、安心して楽しめるところをアピールしたい」と意欲。武雄市の樋渡啓祐市長は「千載一遇のチャンス。この企画を通じ、観光のまちづくりへ、地域住民の方たちの気づきの場になれば」と語った。

【写真】JTB九州の温泉企画をPRする嬉野市の谷口太一郎市長(右から3人目)、武雄市の樋渡啓祐市長(左から4人目)ら=福岡市内のホテル
by mo_gu_sa | 2008-03-07 08:00 | 佐賀


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