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NHK大河ドラマ「篤姫」の舞台…鹿児島パワー今が旬

http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_02/g2008020510_all.htmlNHK大河ドラマ「篤姫」の舞台…鹿児島パワー今が旬_e0113829_16305651.jpg

 鹿児島が熱い-。NHK大河ドラマ「篤姫」で注目だが、薩摩黒豚に薩摩地鶏など豊富な食材、また温泉と名所旧跡も数多い。東京でもホテルで「鹿児島レストランフェア」が開催され、東国原英夫知事で沸く隣国・宮崎にも負けず劣らずの話題県となっている。寒さを乗り切るためにも、鹿児島パワーをモノにしよう。

 鹿児島パワーをゲットするには、地の物を食べるのが一番。実際、「かごしま黒豚」「鹿児島黒牛」「ぶえんガツオ」「車エビ」など、食材の宝庫である。

 それに地鶏。3大地鶏のうち比内地鶏と名古屋コーチンは昨年、製造偽装問題で揺れたが、「薩摩地鶏」は健在だ。伊藤祐一郎知事は、「ステーキやウナギなども絶品ですよ。今後、味付けや料理技術の向上という課題を克服して、もっと多くの人に食べてもらいたいものです」と、大いにアピールしている。

 さすがは活火山桜島・霧島山・開門岳のおひざ元である。県内には源泉が約2800、湧出(ゆうしゅつ)量毎分200トンを誇る全国屈指の温泉天国なのだ。

 「市内でも温泉がわき出る銭湯があちこちに点在し、早朝からお湯につかりながらの“井戸端外交”が地元の人々や観光客の楽しみのひとつになっています」(県観光局、古賀昭博さん)

 現地では老いも若きも温泉巡りの散歩ならぬ「泉歩(せんぽ)」が大流行しているという。
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 鹿児島といえば、やっぱり芋焼酎抜きには語れない。地元ゆかりの西郷隆盛や坂本竜馬にちなんだもの、大河ドラマにあやかり、その名もズバリ「天璋院篤姫」もお目見え。篤姫とともに幕末の薩摩を牽引した小松帯刀の名のついた焼酎は以前からあり、これらをペアで飲むと、気分も話題も幕末に飛んでいく。

 県に聞けば、「原料は黄金千貫を中心に、最近では紫芋や紅芋を使ったものもあります。麹も、黄、白、黒とさまざまです」と胸を張る。

 鹿児島には「テゲテゲでいこう」という言葉がある。テゲテゲは「ほどほどに」という意味。株安や原油高でウンザリ気味のご時世だが、うまいものを食べ、焼酎を飲み、温泉につかり、「テゲテゲに暮らせればよか~」といきたいものだ。

 【「篤姫」ゆかりの地】

 篤姫は1835(天保6)年、薩摩の島津家のひとつ今和泉島津家に生まれ、のちに江戸の13代将軍・徳川家定の正室として大奥を仕切った女性。ドラマは、於一(おかつ)(のちの篤姫)と尚五郎(のちの小松帯刀)が、薩摩藩の運命を背負って幕末の激動を生き抜く物語。篤姫は、「薩摩の心を持ち続けた女性」として、今も地元で親しまれている。

 ロケ地は、桜の名所として知られる鹿児島市内の磯山公園の一角。残念ながら、こちらはふだんは入れない場所らしいが、同市内には「篤姫館」(入場料500円)、指宿市では「指宿篤姫館」(同400円)があり、篤姫関連の展示を来年1月12日まで開催中。

 また鹿児島市内には今和泉島津家本邸跡や姫が正月にお参りしたと伝えられる諏訪神社、春日神社などがある。

【写真】(上)霧島にある露天風呂
     (下)篤姫、西郷、小松…らの名前を冠した焼酎がズラリ

ZAKZAK 2008/02/05
by mo_gu_sa | 2008-02-05 17:05 | 鹿児島


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