http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20071218/20071218_002.shtml
武雄温泉楼門周辺の日曜日の名物行事となっている楼門朝市をツアー客の宿泊先で開く「出前朝市」が17日、同市の温泉どおりの旅館で初開催された。宮崎交通(宮崎市)が今月始めた武雄市への宿泊ツアーの第1陣に合わせ、開いた。
朝市実行委員会(会長・樋渡啓祐市長)がツアーの目玉として発案。この日は午前7時半から約10店が旅館「京都屋」のロビーや玄関前駐車場に店を構えた。新鮮な農産物をはじめ、朝市で人気の楼門バーガーなどが並び、ツアー客43人が買い求めた。同市が特産化を目指すレモングラスをせんじたお茶も無料で振る舞われた。
宮崎からは来年3月までに20回のツアーが組まれており、計1500人が訪れる予定。市観光課は「宿泊客を増やすためにも、中身も充実させたい」と話している。
【写真】武雄市の旅館で開かれた楼門朝市の「出前朝市」
=2007/12/18付 西日本新聞朝刊=