http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onseninfo/oi_711_07111001.htm
大分県竹田市直入町の長湯温泉源泉かけ流し協会(首藤文彦会長)は10日から、「湯巡り手形」を発行する。1000円の手形でラムネ温泉館、万寿温泉、万象の湯、ながの湯、千寿温泉の5施設、1500円分の入湯が楽しめる。
長湯温泉は二酸化炭素濃度、温度、ゆう出量の3要素で日本有数の炭酸泉として知られ、年間約80万人が訪れる。
1988年から「日本一の炭酸泉」をうたって町づくりに取り組んできたが、根拠が不明確として今年4月、県から「日本一」のフレーズを使わないよう指導を受けた。
同協会は10月に行った泉質分析の再調査結果をパンフレットに掲載し、「加温、加水せずに入湯できる炭酸泉としては事実上、日本一」である点をアピールする方針。
首藤会長は「それぞれの施設の個性を生かし、相乗効果で交流人口を増やしたい」と意気込んでいる。
手形は2000枚発行。有効期限はない。問い合わせは事務局の万象の湯(0974・75・3331)へ。