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来鹿の鎌倉5文士直筆 船津温泉に記念額/姶良

もてなしのお礼 個性光る書評判
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 町内外の温泉ファンに愛されている姶良町船津の「船津温泉」に、芥川賞作家の柳美里さんと藤沢周さんら鎌倉在住の5人の作家らが書いた額が展示され、客の話題になっている。中田敬二社長(64)は「大変貴重な書で、温泉のあらたな名物になった」と言う。
 両氏のほか、詩人の城戸朱理さん、文芸評論家の富岡幸一郎さん、新保祐司さんでつくる「鎌倉文士の会」は10月、鹿児島市で座談会を開催。
 主催した同市の出版社ジャプランの高岡修代表が大の船津温泉ファンということで、全員を同温泉に招待した際、もてなしに感謝して寄贈した。
 縦60センチ、横100センチの蒲生和紙に毛筆で書かれた書を額装したもので、食堂の壁に掛けられている。各作家と高岡さんが「神々の湯」「風を脱ぐ 走る」「言葉は光」などの言葉を個性的な筆致で書いており、味わいがある。
 中田社長は「鶏飯や豚骨、さつま揚げなどの郷土料理と黒糖焼酎を楽しんだ後、一人一人が真剣に書いてくれた。柳さんは30分以上温泉につかり、『こんなにいい温泉は初めて』と話していた。貴重な品を贈ってもらった」と感激している。

【写真】鎌倉文士らが書いた額と船津温泉の中田敬二社長=姶良町船津
by mo_gu_sa | 2007-11-19 07:07 | 鹿児島


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