http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20071107/20071107_002.shtml
さつま町紫尾の紫尾温泉で、温泉を利用した柿の渋抜きが最盛期を迎えている。作業は今月いっぱい続く。
水温38度前後に保たれた専用の浴槽に夕方から翌朝まで、13‐16時間漬けると柿の渋が抜けて程よい甘さに。評判を聞き、熊本や宮崎など県内外から多いときには1日で約1200キロ持ち込まれるという。利用料は10キロ400円。
「柿の種類によって漬ける時間を調節するのがこつ」と管理人の上之原純夫さん(54)。今年は天候がよく、柿の出来はいいという。
渋抜きされた柿は「あおし柿」と呼ばれ、同温泉の物産施設「ふれあい館」で、1キロ350‐500円で販売されている。
=2007/11/07付 西日本新聞朝刊=