http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20071027/20071027_002.shtml
英仏の都市計画専門家も参加して別府の地域再生について議論する国際シンポジウム「世界の温泉文化創造都市を目指して」(BEPPU PROJECTなど主催)が27、28の両日、別府市汐見町の観光港第三埠頭(ふとう)ターミナル2階で開かれる。
27日午後4時半からの「文化による地域再生」には、仏ナント市文化顧問のジャン・ルイ・ボナンさんが参加。造船不況で荒廃した同市が音楽祭や映画祭、路面電車の拡充などによって「最も住んでみたい都市」(ル・モンド紙)に生まれ変わった秘密を語る。
28日午後2時からは、地域の歴史や文化に付加価値をつける街づくりの手法「想像都市」を提唱するシンクタンク代表のチャールズ・ランドリーさんが欧州での事例を紹介。同4時から、英仏の2人や浜田博市長らを交え、「創造性を活かした別府の再生へ」をテーマに討論会を開く。参加料は1日券が1000円、2日券が1500円。BEPPU PROJECT=0977(22)3560。
=2007/10/27付 西日本新聞朝刊=