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チップボイラー本格稼働 あば温泉でしゅん工式

http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/10/26/2007102610575063020.htmlチップボイラー本格稼働 あば温泉でしゅん工式_e0113829_16183064.jpg

 阿波の「あば温泉」に、風倒木や端材などのバイオマス(生物資源)を燃料に使うチップボイラーが完成。25日、関係者ら約50人が出席してしゅん工式が行われ、本格稼働した。従来の灯油に比べ年間約300万円の燃料費節約を見込む。

 市木質バイオマス燃料ボイラー実用化システム検討委員会の小池浩一郎委員長(島根大生物資源科学部教授)が「中山間地でこうした動きを進めることが環境対策には大事。取り組みに敬意を表したい」。桑山博之市長が「産官学が知恵を出し誇るべき施設ができた。市民にも環境、エネルギーに関心を持ってもらいたい」とあいさつした。

 市産業経済部農村整備課の米田裕志参事が施設概要などを説明し、桑山市長や小池委員長、市連合町内会阿波支部の小椋懋支部長らがテープカットをした。

 燃料には、美作産の木材製材過程で出る端材や風倒木を破砕したチップを使用する。従来の灯油ボイラーの燃料費は年間約900万円(110キロリットル使用)だった。

【写真】あば温泉に完成したチップボイラー前で行われたしゅん工式
by mo_gu_sa | 2007-10-26 10:57 | その他


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