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嬉野市九州新幹線西九州ルート整備促進期成会は30日、同ルートで新駅設置が計画されている嬉野市の「嬉野温泉駅(仮称)」の予定地周辺に、早期実現を訴える看板を設置した。国道34号沿いで予定地を矢印で分かりやすく示している。
看板は嬉野温泉入り口に位置する嬉野茶商工業協同組合冷凍倉庫(同市嬉野町下宿甲)の壁面に設け、幅15メートル、高さ6メートル。同市で予定地を表記した看板は初めてで、周辺には嬉野高校などがある。官民各団体でつくる九州新幹線を活用する県協議会から支援事業の認定を受け、実施した。
同期成会は行政や商工、農業など民間団体で構成。会長の谷口太一郎同市長は「着工に向けて今年こそ正念場で、すでに新幹線を生かしたまちづくりの組織も立ち上げている。看板を通して新幹線をより身近に感じ、運動をさらに盛り上げていきたい」と話す。