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浅い海底に熱水噴出孔 鹿児島湾、金の鉱床示唆

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20070920/20070920_007.shtml

 鹿児島湾北部にある水深200メートルの若尊海底火山で、煙突状の熱水の噴出孔(チムニー)を見つけたと、山中寿朗岡山大准教授(地球化学)らのグループが20日発表した。

 熱水に含まれる鉱物が沈殿したもので、数千メートル程度の深海で形成されることが多い。浅い海底での発見は世界でも例がないという。

 山中准教授らは今年6月、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の無人探査機で、鹿児島県霧島市沖約5キロの海底を調べ、高さ1・5メートル、直径2-3メートルのチムニーを発見。8月には東京大などが複数の別のチムニーを近くで見つけた。

 チムニーからはヒ素や水銀などを検出。こうした物質は金と一緒に見つかる場合が多く、山中准教授は「地中には金の鉱床が眠っており、現在も成長している可能性が高い」と話している。
by mo_gu_sa | 2007-09-20 21:47 | 鹿児島


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