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砕氷艦「しらせ」:下関に寄港 最後の雄姿、ファン魅了 きょうまで一般公開 /山口

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070919ddlk35040019000c.html

 南極観測で活躍し、08年度に引退する海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が18日、下関港に入港し、現役最後の姿を一目見ようと多くの見物人が詰めかけた。下関への寄港は14年ぶり2回目。

 しらせは午前10時、1万1600トンの鮮やかなオレンジ色の船体を下関市あるかぽーとの岸壁に接岸。市主催の歓迎セレモニーが開かれ、品川隆艦長(1等海佐)は「(引退前)最後の機会に下関港に寄港させていただきうれしい。われわれの仕事と南極を感じていただきたい」とあいさつした。

 この日はセレモニーに続き、午後からは艦内が一般公開された。見物人は艦橋や甲板などを回り、展示されている南極の氷や石、防寒被服を見学。光市中村町の大学生、福田由貴さん(20)は艦内にある歯科治療室を見て「艦内に歯医者さんがあるなんてびっくり」と驚いていた。

 しらせは、初代「宗谷」、2代目「ふじ」に次ぐ3代目の南極観測船。11月の第49次南極観測出航を前に8月29日~10月8日、北は稚内、南は那覇の7都市に寄港しながら総合訓練を行っている。下関は4カ所目の寄港地。訓練後は横須賀港に戻り、11月の観測出航に備える予定だ。

 下関港での停泊は19日午後6時まで。同日午前9時~午後3時にも一般公開される。問い合わせは市企画課(0832・31・1911)。【福島祥】

〔下関版〕

毎日新聞 2007年9月19日
by mo_gu_sa | 2007-09-19 00:00 | その他


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