人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「憧れの温泉地」由布院の“秘密”(後編)

地域一体となった取り組みが生んだ継続的な町づくり
http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/person/070921_yufuin02/

●全国トップの人気を誇る由布院温泉。モダンな駅舎に降り立つと、正面に美しい由布岳がそびえる。土産物屋が並ぶ「湯の坪街道」を抜けると、あとは素朴な農村風景が広がるだけのこの町に、人は“癒し”を求めてやってくる。慌しい観光スケジュールをこなす必要はない。まるで自分の故郷に帰ってきたかのようにくつろぐことができる――それが由布院の魅力だ。
●とはいえ、それは最初から“あった”わけではない。地域の人々が長い時間かけて守り、作り上げてきたものだ。40年もの時間をかけた町づくり。その継続性は、環境問題を考えるうえでも学ぶべき点が多い。今回は、由布院の町づくりの立役者として知られる中谷健太郎氏(亀の井別荘)と溝口薫平氏(由布院玉の湯)、また、由布院観光総合事務所事務局長の米田誠司氏の3人に話を聞いた。
前編では、由布院の町づくりの歴史を中心に追った。時間をかけ、根気強く話し合いを重ねてきた由布院の人々。「由布院らしい自然の風景を守る」という意思を共有してきたことが、行政ではなく、あくまで「地域主体」の町づくりにつながった。また、それが現在にも続く継続的な取り組みを可能にしている。
●後編となる今回は、今後の課題と共に、観光地である由布院が、どのように“ソト”とのかかわりをとらえているかに焦点を当てる。

前編はこちらからどうぞ

取材/土屋 泰一、林 愛子、蔦林 幸子 構成・文/蔦林 幸子 写真/佐藤 久
「憧れの温泉地」由布院の“秘密”(後編)_e0113829_1627337.jpg

by mo_gu_sa | 2007-09-21 16:00 | 大分


<< 篤姫でアツアツなの PRポスター完成 子育て支援パスポート 2万80... >>