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別府市の朝日大平山公民館で八日、鶴見七湯スタンプラリーがあった。三世代交流事業「さわやか学級」の一環で、地元の子どもたち約二十人が挑戦した。
鶴見七湯は地域のことをもっと好きになってほしいと、地元の有志が五年前に提唱。七カ所の温泉を七福神になぞらえ、スタンプラリーのコースをつくった。
案内役は高齢者のボランティアグループ「ドングリほほ笑みクラブ」の会員。子どもたちに温泉の歴史などを紹介しながら、「薬院湯」「照湯の湯」など、この日は四カ所を巡った。
大平山小学校の松浦颯士君(三年)は「まだ入ったことがない温泉がある。泥湯に行ってみたい」。橋本勇太君(二年)は「きょう行けなかった残りの三カ所もいつか巡りたい」。
同クラブの井本和子さん(80)は「子どもたちが、自分たちの住む地域に関心を持つきっかけになればうれしい」と話した。
【写真】スタンプを押す子ども