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湯温調整に排湯熱 ヒートポンプ来年2月導入 洞爺湖温泉組合

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/47582.html

 【洞爺湖】胆振管内洞爺湖町の洞爺湖温泉利用協同組合(川南明則代表)が洞爺湖温泉の排湯を利用して省エネを図る「ヒートポンプシステム」を導入することになり、四日、同温泉街で起工式を行った。年間約三百キロリットル分の重油省エネ効果が見込まれ、来年の北海道洞爺湖サミットを控えて地域ぐるみの環境対策が注目される。完成は来年二月上旬の予定。

 同組合は源泉をタンクに一時的にためて、源泉の温度変化に合わせて重油ボイラーで湯温を調整し、加入するホテル・旅館など五十七軒に給湯している。

 給湯後のお湯は利用後、下水道に流されていたが、三五度程度の熱が残っていることに注目。これを二段階に分けてヒートポンプで熱交換し、五○度に高めた温泉を給湯タンクに送り込むことにした。

 これにより、温泉の温度調整のために使われていた重油代が年間約二千万円削減、二酸化炭素を45%削減できると期待されている。

 温泉街ぐるみのヒートポンプ利用は全国でも初の試みで、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のモデル事業に採用された。約二億円の事業費のうち50%の補助を受け、残る一億円のうち30%を洞爺湖町から補助を受ける。
by mo_gu_sa | 2007-09-05 13:47 | その他


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