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武雄市図書館・歴史資料館「新収蔵品」13点紹介

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 武雄市図書館・歴史資料館が2006年度に収集した史料を初公開するミニ企画展「新収蔵品展」が、同館で開かれている。約150年前の英国の週刊誌にイラスト入りで紹介された武雄の風景や、オランダ領東インドで流通した銅貨など13点を集めている。8月15日まで。入場無料。

 同館は、武雄にかかわりのある史料や、武雄領主が導入に力を入れた蘭学関係を中心に収集している。企画展では昨年度に集めた16点から、大型史料を除く13点を展示した。

 英国の週刊誌「イラストレイテッド・ロンドンニュース」の1861年10月26日号は、武雄や諫早を訪れた特派員による紀行を掲載。武雄を「TAKIWA」と表記し、家屋が並ぶ温泉街や峠を越える駕籠(かご)のイラストも載せている。

 このほか、西洋式の砲術や兵術の訓練を描いた図もあり、全国に先駆けて西洋式の軍備を取り入れた武雄領をほうふつとさせる。同館は「外国の視点から描かれた武雄は珍しく、興味深い」と話す。

【写真】昨年度の新収蔵品を初公開したミニ企画展=武雄市図書館・歴史資料館
by mo_gu_sa | 2007-07-16 08:05 | 佐賀


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