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全国の年金・健康保険福祉施設を整理合理化する国の計画に関し、伊万里市の「ウェルサンピア伊万里の存続を求める会」(会長・塚部芳和市長)は28日、同市役所で会合を開いた。同施設の入札について、整理機構に事業形態の維持を条件にした参加業者の選定を要請することや、買い手にふさわしい業者へ入札参加を呼び掛けることを決めた。
同会は2005年6月、行政や市議会、商工会議所などで結成。会合では、2007年度末までに同施設が入札の対象となることなどが報告され、塚部市長は「観光振興や地域経済活性化において必要な施設。早急な対応が求められる」と話した。
ウェルサンピア伊万里は1983年開設。ホテルや温泉、プールなどを備える総合保養施設で、昨年度の延べ利用者は約24万2000人。