http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000005-nnp-l40
場外馬券場「ウインズ八幡」(北九州市)の建物などを管理している不動産業「クラスメディア」(同)が福岡地裁小倉支部に民事再生法の適用を申請したことが21日、分かった。帝国データバンク北九州支店によると、負債額は約53億9000万円。日本中央競馬会(JRA)はウインズ八幡の運営を継続する。
同社は1992年に設立し、ウインズ八幡や温泉施設を建設。施設をJRAなどに賃貸し、保守管理や警備も手掛けた。98年9月期は約9億円の収入があったが、その後は賃料収入などが減少していた。また、設立当時の社長がカード製造会社を経営し、日本中央競馬会法違反(贈賄)容疑で逮捕されるなど、不安定な経営状態だった。
=2007/06/22付 西日本新聞朝刊=