http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200706220424.html
東京都渋谷区で起きた温泉施設の爆発事故を受け、総務省消防庁は22日、全国の温泉施設の安全管理態勢について実態調査することを決めた。
菅総務相が会見で明らかにした。調査では、屋内に温泉のくみ上げ装置がある施設を対象に、建物の規模や構造のほか、ガスの濃度を測っているか、換気しているかなど施設ごとの安全対策を調べる。
今回の爆発事故では、温泉に混入している天然ガスが施設内に充満し、爆発したとの見方が強まっている。消防庁は天然ガスによる火災や爆発を防ぐための規制などは設けていなかったため、調査結果を受けて対策を検討する。