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湯治のまち嬉野 長期滞在プラン提案 「お手ごろ価格」で6施設

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070609/20070609_003.shtml湯治のまち嬉野 長期滞在プラン提案 「お手ごろ価格」で6施設_e0113829_12283450.jpg

 佐賀県嬉野市と地元の嬉野温泉観光協会などは、同温泉を長期滞在型の湯治場で売り出そうと、市内の温泉宿6軒で宿泊料を抑えた企画「湯治の宿」を始める。1泊2食付きで1人6000円と同7500円の2コースを用意、2泊以上1カ月以内の滞在を受け付ける。

 同協会によると、嬉野温泉は、炭酸水素ナトリウムを多く含み「美肌の湯」と呼ばれている。約40軒の宿があるが、観光地としての色合いが強いため、1泊1万円以上の宿が中心で、長期滞在には向かなかった。

 しかし、同市が1998年に厚生省(当時)の「健康保養地づくり」のモデル自治体に指定されたことや、市内の国立病院機構嬉野医療センターからも「患者が心身を癒やすため、低料金で連泊できないか」との要望が寄せられたことから、湯治場として売り出すことを検討していた。

 「湯治の宿」の6軒は第二笹屋などで準備が整い次第、順次始める。通常1泊約8500‐約1万6000円の宿も含まれており、食事や客室などは異なるが全体的に格安という。事前の予約が必要で、素泊まりは2000円引きになる。地元で採れた野菜を使った健康食を出すことも検討している。

 同観光協会=0954(43)0137。

【写真】嬉野市などが始める「湯治の宿」の温泉(第二笹屋)

=2007/06/09付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2007-06-09 10:58 | 佐賀


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