http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070604c6b0400104.html
環境関連機器のテラオ(高知市、寺尾礼二社長)は、湯をオゾン殺菌する「足湯」を開発、発売した。浴槽の湯をオゾン処理システムに循環させて殺菌し、再び戻す方式で湯を清潔に保つため、水は1―4カ月に1回の入れ替えで済む。場所を取らず手軽に足だけつけて利用できる。都市の事業所やレジャー施設などに販売する。
足湯浴槽は8―10人が入ることができるタイプ(長さ2.4メートル、幅1.6メートル)と、3―5人向け(長さ2.4メートル、幅0.95メートル)の2種類。温泉を取り寄せれば「足湯温泉」として利用できることから、希望する顧客には温泉宅配業者を紹介する。
オゾンの殺菌力はレジオネラ菌などに有効とされる。価格は8―10人用が350万円、3―5人用が300万円。初年度は120台の販売を目指す。
同社のオゾン処理システムは、特別養護老人ホームの浴槽などで使われている。