飲用ラドン温泉水が人気 鞍手町の医院コイン式販売

裏山の井戸からわき出る アトピー抑制の報告も
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070525/20070525_006.shtmle0113829_1531436.jpg

 鞍手町古門の医院「鞍手クリニック」で、裏山からわき出たラドン温泉水がコイン式給水場で飲料用に販売されており、人気を集めている。ラドン温泉水を飲むとアトピー抑制に効果があるとの研究報告もあり、地元のほか福岡、北九州市からも水を買う人が訪れている。同クリニックでは、将来はラドン温泉水をアトピーやがんの治療に役立てたい意向だ。

 ラドンは、放射性物質のラジウムから発生する気体で、免疫力を高める効果があるとされる。東京理科大客員研究員らが昨年、マウス実験で、ラドン温泉水を摂取するとアトピー性皮膚炎とがんの転移を抑制する効果があることを発表。ラドン温泉水を飲む「飲泉」が注目されているという。

 温泉を掘り当てたのは、同クリニックの熊井三治医師(57)=北九州市在住。15年前、自分の子どものアトピー性皮膚炎治療のため、同町古門の実家に井戸を1本掘らせた。2002年、さらに2本を掘らせたところ、地下17‐18メートルから温泉がわき出たという。分析の結果、ラドンを含有する単純放射能冷鉱泉であることが分かり、ラドン温泉水を求める人に有料で提供することにした。

 熊井医師は「源泉が地表に近いので、気体の状態の高濃度ラドンを森林浴のように浴びることもできる」と話し、アトピーなどを治療する地下洞穴浴を構想中という。飲用温泉水の値段は、10リットルで200円と100円の2種類。

【写真】ラドン温泉水を販売している給水場で、水をくむ熊井医師

=2007/05/25付 西日本新聞朝刊=
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by mo_gu_sa | 2007-05-25 11:00 | 福岡


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