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観光の新拠点整備へ 豊後中村駅の用地買収計画 九重町、JRと協議

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070511/20070511_003.shtml観光の新拠点整備へ 豊後中村駅の用地買収計画 九重町、JRと協議_e0113829_1164397.jpg

 九重町は10日、JR豊後中村駅(同町右田)の駅舎敷地や駐車場などの用地約1000平方メートルをJRから買収する計画を進めていることを明らかにした。駅前商店街など周辺地域の活性化、「九重“夢”大吊橋」や町内の温泉地などを結ぶ観光ルートづくりに向けた拠点として整備する方針。購入価格はJRと協議中だが、木造の駅舎は無償で譲り受け、交流型施設として改築も検討している。

 同駅は1928年に開業し、くじゅう登山や温泉などの観光客を迎える町の「玄関口」として栄えたが、マイカーなどの普及で利用客は減少傾向をたどっていた。地元の区長会や商工会などでつくる「野上地区まちづくり協議会」が町に用地購入を要望し、駅の活用策を探っていた。

 昨年10月の「九重“夢”大吊橋」の開業で、同駅を利用する観光客も増えており、同協議会では観光案内所や特産品売り場、ギャラリーの設置などを検討。町も特急「ゆふいんの森号」の停車や、大吊橋と町内の温泉などを巡る周遊観光ルートの新設などをJRや路線バス会社に要望し、「滞在型観光の拠点となるよう計画を進めていきたい」と話している。

【写真】地域活性化の新拠点として、九重町が用地買収を計画しているJR豊後中村駅

=2007/05/11付 西日本新聞朝刊=
by mo_gu_sa | 2007-05-11 10:58 | 大分


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