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天草市天草町の「下田温泉祭」が十二、十三の両日、同温泉街一帯で開かれる。「お湯かけ女みこし」が街を練り歩き、「ブリのつかみ捕り大会」などで盛り上がる。
地元の温泉旅館などでつくる実行委員会と下田北地区振興会主催。下田温泉の恵みに感謝しようと、戦前から続いているという。
メーンの十三日は、祈願祭の後、午前十時半からお湯かけ女みこし。みこしを担いだ地元の女性たちが、温泉の湯を浴びせられながら約一キロを練り歩き、温泉神社に奉納する。
ブリのつかみ捕りは午後一時半から。下津深江川を網で仕切った特設会場に二~六キロのブリ約千匹を放し、川に入った参加者たちがブリを手づかみで捕まえる。一人一匹までで中学生以上五百円、小学生以下三百円。
同日午前九時~午後十時、下田温泉センターの公衆浴場を無料開放する。問い合わせは市天草支所(電)0969(42)1111。(藤山裕作)