http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070423/06.shtml
「雲仙岳山開き式」が二十二日、雲仙市小浜町雲仙の温泉神社であり、地元住民らが自然の恵みに感謝し、一年間の無事故と観光振興を祈願した。
山開きは、本格的な雲仙岳登山シーズンの幕開けを告げる恒例行事。雲仙住民らでつくる「雲仙を美しくする会」(七條健会長)が主催した。
式には住民や警察など関係機関の代表ら約四十人が出席。神事があり、登山客らに事故などがないよう祈願した。
七條会長は「今、雲仙岳は芽立ちが盛ん。雲仙も元気をもらい、この一年躍動するよう頑張りましょう」とあいさつした。
恒例の仁田峠や雲仙・普賢岳のクリーン作戦は雨のために中止となった。
同会によると、国指定天然記念物のミヤマキリシマ(雲仙ツツジ)は、温泉街ではゴールデンウイークごろ、仁田峠周辺では五月中旬ごろ見ごろを迎えそう。
【写真】登山シーズン中の無事故などを祈願した雲仙岳山開き式=雲仙市小浜町雲仙の温泉神社