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湯布院温泉祭り 条件厳しくても「盛り上げたい」

http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1176908400=117694595124592=1湯布院温泉祭り 条件厳しくても「盛り上げたい」_e0113829_12372437.jpg

 「湯布院温泉まつり」が二十二日、由布市湯布院町中心部で開かれる。地元の若手有志らでつくる実行委員会(大谷隆広委員長)の主催。運営補助金の削減などで、来年以降のまつり開催を危ぶむ声もあるが、メンバーは「伝統ある地域の祭りを次代に残すためにも、住民全体で盛り上げを図りたい」と意気込んでいる。

旅館などが賞品を提供
 温泉まつりは、豊かな温泉の恵みに感謝する春祭り。八月の「ゆふいん盆地まつり」とともに湯布院を代表する地域祭りだが、市は行財政改革の一環としてまつりの補助金を昨年の百八十五万円から五十万円に減額。人手不足もあり、開催環境は厳しくなっている。
 このため、実行委員会は今回、県の合併地域緊急支援事業補助金(百万円)を活用したほか、地元の旅館や商店に初めて、住民参加型イベントの賞品提供を要請。宿泊券や入浴券、名物品の提供を受けることになっており、実行委は「地元住民が湯布院の魅力をあらためて知るいい機会にもなる」と期待する。
 当日は花の木通り商店街をメーン会場に午前十時から献湯祭。開会行事に続き、各自治区のみこしや仮装行列が湯布院中心部を練り歩く「ゆふいんわいわい道中行列」、地区・団体などのグループ対抗競技「お湯かきレース」などがある。
 午後五時からの「夜の宴」では由布院子供神楽のステージや大ビンゴ大会など。ゆふいん源流太鼓も恒例の「春一番太鼓」で勇ましい演奏を披露する。
 大谷委員長は「地域の祭りとして、主役の住民が輝く舞台にしたい。今年が最後の温泉まつりにならないよう、地元の皆さんに協力を求めていきたい」と話している。

【写真】趣向を凝らした数々のイベントを披露 (写真は昨年の様子)
by mo_gu_sa | 2007-04-19 10:25 | 大分


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