■九州経済産業局幹部雑感 hot(ほっと)spring
http://www.kyushu.meti.go.jp/web_kan/webkan222.htm 総務企画部長 江口博行(えぐち ひろゆき) プロフィールはこちらからご覧になれます。 春(spring)は、桜などで華やぎ、暖かくて外出し易くなります。と同時に、新年度に入る、仕事や学校でも節目の時期です。当局では、今月、人事異動で新たな体制がスタートしました(当局HPの組織案内御参照)。 さて、九州の有名な地域資源・自然資源の一つに温泉(hot spring)があります。昨夏の着任以来、安らぎを求め、地域見聞と個人消費率先も兼ねて、休日にいくつかの温泉を私人として回ってみました。アルファベットで並べると、A、B、F、H、I、K、M、S、T、U、Y温泉です。どこかお分かりでしょうか?同じ頭文字で二つ以上の温泉の場合もあります。 温泉については、文字通り「温泉法」という法律があり、地中から湧出する温水や水蒸気等で、25℃以上(泉源採取時)か、又は特定の物質のいずれかを一定量以上含むものとされています。温泉は無尽蔵ではなく有限な資源であり、温泉の保護と適正な利用を目的とする温泉法では、温泉を湧出させるための掘削には都道府県の許可が必要とされています。そして、従来より、温泉を公共浴用に提供する場合は、施設内の見やすい場所に、温泉に含まれる物質や禁忌症、入浴上の注意などを掲示することとなっています。更に、2年程前には、表示無く入浴剤を浴槽に添加しているケースの報道がきっかけとなり、温泉法の施行規則が改正され、加水、加温、循環・ろ過、入浴剤使用・消毒がされている場合はそのことを表記することとなりました。これらは温泉の利用時に分かるようになっており、温泉を選ぶ際にも参考にできます。 もっとも、温泉に対する期待は、入浴自体による健康増進・癒し・解放感などの他に、周囲の自然環境や雰囲気、周辺の歴史・文化や見所、入浴・宿泊施設の内容、料理やマッサージに至るまでの各種サービス等々、利用する人によって様々でしょう。 温泉地でも、創意工夫を凝らしながら、利用者に魅力を提供していこうという動きが見られます。例えば、いくつかの温泉に割安な料金で入れる仕組の考案、温泉にまつわる歴史と由緒のPR、保養・健康づくりプログラムの用意、ジャグシーや露天風呂の整備、地元特産品を使った料理の提供などで、これらが地域ぐるみの取組として広がることによりまちづくりにつながっていくと思います。 このような温泉でほっとしてみる春は如何でしょうか~hot(ほっと) spring 【写真】どこでしょう?
by mo_gu_sa
| 2007-04-13 12:00
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