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九重“夢”大吊橋:入場者100万人突破 暖冬が客足を加速 /大分

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070411ddlk44040227000c.html

◇起債償還も順調

 九重町鳴子川渓谷に架かる長さ、高さとも日本一の専用歩道橋「九重“夢”大吊(つり)橋」の入場客が10日、100万人を突破した。昨年10月30日に開通してわずか163日目。想定外の暖冬が客足を加速させた。本格的な行楽、夏山、紅葉シーズンを控え、年間200万人以上の可能性が現実味を帯びてきた。【楢原義則】

 100万人目は、1泊2日の小旅行で初めて大吊橋を訪れた佐賀県武雄市の運送業、熊野勇さん(53)、博子さん(51)夫妻。坂本和昭町長は「くじゅうの大自然を満喫して下さい」と祝福し、記念品を贈った。

 町が滞在型観光の起爆剤として約20億円を投入した大吊橋は長さ390メートル、高さ173メートル。「日本一」のインパクト効果や四季の自然、雄大な360度のパノラマを楽しめ、新観光スポットを求めていた個人、団体客がどっと押しかけた。

 開通後24日目の11月22日に年間目標の30万人を軽くクリアし、12月28日には50万人を達成。坂本町長は「こんなに早く100万人を超えるとは、まったくの想定外」と驚き「順調に借金を返せそう」と話す。

 総事業費のうち、借金に当たる起債総額は17億3400万円。このうち過疎債10億400万円は国が交付税で7割を補てん。残りの地域再生事業債7億3000万円は12年払いだが、1年早く昨年度に1億3200万円を繰り上げ償還した。

 07年度の大吊橋関連予算は約2億円。駐車場やトイレ、ベンチ、緑化など受け入れ設備を充実させる。

 町はギネスブックへの「世界一の専用歩道橋」登録を申請していたが、認められなかった。(一部地域既報)

毎日新聞 2007年4月11日
by mo_gu_sa | 2007-04-11 10:00 | 大分


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