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武雄「土曜朝市」10周年 新鮮野菜に人気

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 温泉街のにぎわいにつなげようと、武雄市武雄町の「さぎの森広場」で開かれている「土曜朝市」が今月、10周年を迎えた。東川登町の農家が持ち寄る取れたての野菜や花、漬物などが人気。7日には感謝祭と銘打ち、紅白まんじゅうや赤飯を振る舞った。

 朝市は、1996年の「世界・☆の博覧会」をきっかけにスタート。JAさが東川登支所営農学級の農家ら7人が中心になって、季節の野菜や卵、加工品などを出品している。

 毎週土曜日、夏場は午前6時半ごろ、冬場は同7時ごろから開店し、同11時ごろに売り切れる。高齢者向けに、カボチャやサトイモの皮をむいておくなどの気遣いも。地域の住民や朝湯帰りの客が立ち寄り、七輪を囲んで話が弾むこともあるという。

 代表の南久子さん(70)は「今では、お客さんとのふれあいが生きがい。これからもずっと続けたい」と言い、10年前から通っている福山喜代さん(87)は「新鮮だし、なるべく早めに来るようにしている」と話していた。

 この日は樋渡啓祐市長も訪れ、再開発計画により広場が消えるとして、「武雄温泉楼門に移転し、がんばってほしい」とあいさつした。

(注)☆は火が3つある「ほのお」

【写真】温泉街の活気に一役買っている「土曜朝市」=武雄市武雄町
by mo_gu_sa | 2007-04-09 08:20 | 佐賀


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