http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/03/13/2007031311553047024.html
集客のヒントを探ろうと、「繁盛旅館に学ぶセミナー」(湯原町旅館協同組合主催)が8日、真庭市湯原温泉のホテルであり、多様化する客の心のつかみ方などが紹介された。
地元旅館の経営者や幹部社員らを中心に約30人が参加。講師はホテル・旅館の経営コンサルタント会社「リョケン」の佐野洋一氏が「お客様を増やす経営~戦略的に攻めればお客様は増やせる~」と題して講演した。
佐野氏はホテル・旅館業は顧客と接する時間が長いことを特徴に挙げ「旅館の魅力や歴史などを説明する時間があり、お客を喜ばせるチャンスも多い」と紹介。
顧客の満足を得るための「ブランドづくり」に必要なポイントとして、提供する料理の開発秘話などを従業員に説明させることで「物語をつくる」といった、客が良いイメージを思い描けるように導くことの重要性を説いた。
参加者たちは、すぐにでも経営に生かそうとメモを取るなどして聞き入っていた。
【写真】集客のヒントが紹介されたセミナー