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鳴子温泉郷の5旅館組合、温泉排水の基準見直しで県に要望

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20070130c3b3004l30.html

 温泉の排水に含まれるホウ素やフッ素の除去を旅館に義務付けている基準が7月から強化される問題で、鳴子温泉郷の5つの旅館組合は30日、現行基準の継続を求めた要望書を宮城県に提出した。鳴子温泉旅館組合などの組合は「小規模の温泉旅館では高額な処理施設の導入は難しく、経営に影響がある」と強調。県を通じて国に働きかけるよう求めた。

 2001年に水質汚濁防止法の政省令で、ホウ素やフッ素が排出の規制項目に加わった。旅館も当初は工場排水と同様にホウ素1リットル当たり10ミリグラムなどに設定する予定だったが、旅館にとっては処理額が膨大で経営を圧迫するため国はホウ素1リットル当たり500ミリグラムの暫定基準を設けていた。

 7月に暫定基準が切れると、温泉旅館はホウ素やフッ素の処理施設など、新たに投資負担が発生する。

 要望書を受け取った宮城県の三浦秀一副知事は「大きな問題だと認識している。県としても他県と連携して進めていきたい」と前向きに応じる考えを示した。
by mo_gu_sa | 2007-01-31 00:00 | 温泉一般


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