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中学生が発案、サルを「温泉」に 京都市動物園、2月12日に

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007013000021&genre=K1&area=K1D中学生が発案、サルを「温泉」に 京都市動物園、2月12日に _e0113829_106152.jpg

 底冷えのする冬にサルを温めようと、京都市動物園(左京区岡崎)は2月12日に、園内のサル島にあるプールにお湯をはり、アカゲザルを入れる。発案したのは、授業で同園の入場者増加策を練った地元・岡崎中の生徒で「考えたことが実現してうれしい」と喜んでいる。

 同中2年の中嶋まみ子さん(14)と中川亜悠実さん(14)。2人は昨夏、それぞれ家族旅行で北海道旭川市の旭山動物園を訪れたのを機に、「岡崎をプロデュースしよう」をテーマとする総合学習の対象に同園を選び、「温泉を掘ってサルをお風呂に入れてあげたら、たくさんお客さんが来るのでは」と提案した。

 同園は、お風呂について前向きに考えたが、大量のお湯を温度を保ちながら輸送する費用が壁となった。2人は左京区内の銭湯「高原湯」に「お湯をもらえませんか」と相談し、無料で提供してもらうことになった。さらに市東北部クリーンセンターや地元建設会社などの協力も得て、輸送用のタンクローリーや水中ポンプも無料で借してもらえるようになった。

 当日は午後2時から給湯を始める。2人は篠原優園長とともにバルブを開き、サルが好むユズをお湯に浮かべる予定だ。2人は「アイデアを実現するにはいろんな人の協力が必要なことを学んだ」と振り返る。

 同園飼育課担当係長の坂本英房さん(46)は「大人を本気にさせたのは生徒の熱意で、今後も意欲を大事にしてほしい」と話している。
by mo_gu_sa | 2007-01-30 09:25 | その他


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