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古代米の緑米を嬉野温泉の新たな名物にしようと、嬉野市嬉野町の農家とまんじゅう店がタイアップし「縄文の野生餅(もち)」と名付けた商品を開発、販売を始めた。精米せずに玄米のままつく製法でつぶつぶ感を残しており、歯触りがよく噛(か)むほどの甘みが楽しめる。口コミで人気を集めており、関係者は「旅館の料理にも取り入れてもらいたい」と売り込みを計画中だ。 緑米は、2000年以上前の野生種の特徴を受け継いでおり、もみは黒色だが玄米にすると淡い緑色になる。 有機農法に取り組む太田政春さん(50)=しもやま農産=が「地元の多良岳山系の伏流水はミネラルが豊富で、緑米の栽培に適している」と目をつけた。昨年、同町内の農家5戸が無農薬で化学肥料を一切使わずに栽培した。 初年度は台風被害などがあったものの2トン余りを収穫。緑米を煮込んだときにうまみが増すのに気付いた太田さんは「もちにしてみたらどうだろう」と、市内の「太田まんじゅう屋」の橋爪義行さん(55)に持ちかけた。 橋爪さんは、さわやかな緑色を生かすために玄米のまま強い圧力で蒸して、粒を半分だけつぶす独特のつき方にたどりついた。通常のもちと異なり、粘りはわずかで粒を噛むほどに甘みが増す。 縄文時代に大陸から伝わったという古代米にちなんで「縄文の野生餅」と名付け、昨年12月中旬から店頭で発売した。珍しさもあって評判が広がり、県内だけでなく福岡などからの客も。1キロ1575円と、普通のもちより4割ほど高いにもかかわらず、約1カ月で200キロ以上を売り上げた。 すでに同市内の一部の旅館からも引き合いがあり、2人は「旅館の料理にも取り入れてほしい。野生餅から何か新しいメニューが生まれるのではないか。嬉野温泉の名物になれば」と期待する。今後は旅館関係者などに本格的に売り込むという。 【写真】(右)「縄文の野生餅」を手に話し合う太田政春さん(左)と橋爪義行さん=嬉野市の太田まんじゅう屋 (左)独特の食感と甘みを楽しめる「縄文の野生餅」と緑米の玄米
by mo_gu_sa
| 2007-01-28 08:00
| 佐賀
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